2月はじめは、スニーカーづくりに熱中していました。できたのがこちら!
ということで、今回はオリジナル・スニーカーを作るときの、大まかな流れをメモ。
ほかのアイテムも基本は同じなので、制作初心者の方は参考にどうぞ!
① テンプレートをえらぶ
Vroidには6つの靴テンプレがあるけれど……
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-00.51.54.png)
スニーカー用は、つぎの3種類になりそう。どれも紐のモデリングつき。
私は今回「バッシュ」を選択。
- スニーカー 足首が見える。しゅっとしたスニーカー向き
- ハイカット 足首を覆う。ほか同上
- バッシュ 上2つに比べ、幅広。厚みがある or 丸っこいスニーカーに
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/スニーカー-1024x607.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/ハイカット-1024x595.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/バッシュ-1024x589.png)
② 2Dと3Dの対応をしらべる
「テクスチャ編集」へすすむと、2Dテクスチャと3Dモデルの一覧画面に。
2Dのどこを塗ると、3Dのどこに色がつくのか? 調べるのは大事。
他のアイテムを作る時も、わかりやすいように、まず色分けしてみると良し!
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-11.29.25.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-10.31.28.png)
③ デザインを考える
Vroidのモデルが大体わかったところで、デザイン開始。
靴のショップやブランドサイト等で、本物のスニーカーをよく観察するのもポイント。
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/01/padro_07-150x150.png)
参考にしながら、自分の個性を爆発させろ!
④ ペイント、ペイント、ペイント!
「テクスチャ編集」で、あとはデザイン通りに描くだけ!
a. Vroid Studioで塗る
ペイントツールの基本がそろってます。ボタン紹介をざっと貼り。
ごちゃごちゃ書いてますが、最初は画面中央にある【 ブラシ・消しゴム・左右対称 】 を覚えていれば良さそう。あとは「このボタンなんだっけー?」と、押してるうちに覚えてきます。右クリックもしてみると良し。
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-14.13.28-1024x825.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-14.03.06-1024x391.png)
- よく使うショトカ
- Ctrl+Z(操作ひとつ取消し)
- Alt(色スポイト) ほかのショトカ
- 「サイズスペース: UV/ワールド」って?
- 保存は?
左上の✖を押すと、保存ダイアログが出てくる
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-16.32.24.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-16.22.18.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-16.23.01.png)
b. 外部ツールで塗る
- レイヤー名を右クリック(『デフォルト画像』とある)
- 「エクスポート」
- 保存した画像をペイントツールで読込み、塗る
- ガイドがほしい時は「ガイドをエクスポート」
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-03-12.37.47.png)
c. ほか、気をつけること
- 靴は、片足のテクスチャを左右対称で使うので、文字を書くと鏡文字になってしまう
- 半透明の衣装・髪をつくることはできない(Blenderのアルファクリップ的な仕様)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/01/padro_05-150x150.png)
『半透明ができない、でもガラスを表現したい!』
と思って漫画のトーンを使ってみたら、面白い表現になったよ!
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-04-03.19.00.png)
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/shue2.png)
このトーン処理は、今回のスニーカーにも転用。ポップで面白いものができて、お気に入りです。ちなみにトーンは、細かいとモアレが出るので注意(そういうもんだと思って、利用するのもありかも)。
⑤ 完成をチェック、エクスポート
塗り忘れがないか? 透明部分はきれいに消されているか? などなどチェックが終わったら、画面右上から各種エクスポート。
![](https://daloompadro.com/wp-content/uploads/2022/02/screenshot.2022-02-04-03.07.20.png)
⑥ おつかれさま!
……というわけで、一連の流れは終了です。
塗り方についてはまるっと省いたのですが、そのへんは作風で千差万別。
アニメ風、リアル、やさしい水彩、荒々しい線画、汚し多め、などなど。どういった作風を目指すかでまったく変わってくるので、今回は割愛となりました。
そのうち記事にするかもしれません。
私は質感・風合いを出すためテクスチャをよく利用していますが、アニメ風に寄せるならそれも控えめにした方がいいのかも? ほんとに色々ですね!
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