上のような紫のペラペラ出現は、「テクスチャが正しく割当てられていない事」が原因の9割を占めると一部で囁かれておりますが、私の場合ちょっと違ったのです。
早い話が、modのENB版をインストールしたのに、ENBを使っていないことが原因でした。
【0】今回の環境
- 『Skyrim SE』v1.6.353
- 『SKSE』v2.0.20
- 『Veydosebrom Regions』v1.2.1 ENB版
楚々とした緑が魅力の草mod『Veydosebrom』
インストールして見惚れていたところ、ある時から恐怖の紫ペラが現れ……
まず疑うべきは、こんなところ：
- 紫ペラは『Veydosebrom』のメッシュなのか？
⇨ このmodを無効にすると、ゲーム内から紫ペラ消える。これのメッシュ。
- modからテクスチャのファイル（.dds）が消えてないか？
⇨ ある。.bsaファイルの中に。
- 紫化したメッシュは、そのテクスチャをちゃんと参照しているか？
⇨ してる。Nifskopeで見ても、テクスチャへのパスは合ってる。
- modは有効化しているか？
⇨ してる。
でも、紫だ。
……なんで？？
【1】トラブル脱出！
テクスチャ画像（.dds）を開くと、こんな風になっていた▼
草の画像と、ノーマルマップ（紫のとこ）がセットで１枚になっている。
おや……？
そう、そうなのだ。
なんと、この紫がゲーム内に現れていたのだ……！
ENBの機能があってこそのテクスチャなので、バニラで遊ぶとおかしなことになるってわけ。
まじかよ～～！！でもわかって良かった。
※ ちなみに『Veydosebrom』にはバニラ版も同梱されている。バニラで遊びたい時は、そっちだけ有効化すればOK。
「法線マップ」とも。オブジェクトの凹凸感を増すために使う。
「面がどこを向いているか？」というXYZの値が、色情報となっている。
X（-1.0～1.0）が赤（0～255）、Yが緑、Zが青。
平面は常にZ+を向くため、基本青っぽくなる。
ソース：STYLY
【2】ENB – Complex Grass
これが、ノーマルマップ込みのテクスチャを使うENBの機能。
草がよりリアルになるものらしい。詳しくは▼
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